院長 千田拓治 の自己紹介
プロフィール

血液型 | O型 |
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趣味・特技 | 読書 飛行機 宝蔵院流高田派槍術 |
患者様へ メッセージ |
歯医者は痛い、怖いというイメージを 持っている方を一人でも多く無くして いきたいと思います。 |
略歴 |
平成2年 3月 私立 瀧中学校・瀧高等学校 卒業 平成10年 3月 奥羽大学 歯学部 卒業 平成15年 3月 愛知学院大学歯学部大学院卒業 歯学博士 |
歯科医師になったきっかけ
私は祖父の代より続く医院の次男として生まれたためか、何となく自分も医師になろうと思っていました。
中学・高校と自分ではそれなりに努力したつもりでしたが、成績はパッとしませんでした。今思えば努力の仕方がとんでもなく間違っていたことを思い出します。
それでも医師になりたい気持ちは変わらず、医学部ばかりを受験しましたが、浪人が決定しました。そして1浪の時も医学部だけを受験しましたが、2浪になってしまいました。2浪が決定した時に両親から、浪人は2回まで、今年もダメだったら大学に行くこと自体を諦めなさいと言われました。その時は受験することに対してとても疲れていましたし、将来に対して投げやりな気持ちになっていましたので、今年もダメだったらそうすることもやむ無しと思っていました。
そんな時、ある歯科医師の方とお話しをする機会がありました。その人も同様な境遇だったのですが、今では歯科医師として誇りとやりがいを持って仕事をしている姿を見て、自分も歯科医師になりたいと初めて思うようになりました。
私は元々細かい作業が好きでしたので、天職かもしれないと思いました。そう思うと元気が沸いてきて、受験は今年で最後だから悔いのないようにしたいと開き直って勉強しました。その結果、福島県にある奥羽大学歯学部に合格することが出来ました。
学生時代
福島県という名古屋から遠く離れた場所にある歯学部に入学してみると、とても良い自然環境の中にあり、すぐに馴染むことが出来ました。とても良い仲間にも恵まれ、結果につながる勉強の仕方と言うものを初めて教えてもらいました。
また、勉強以外にも同じ仲間内で軟式野球チームを立ち上げて福島県野球連盟に登録し、社会人相手に国家試験の直前まで戦っていました。ただ私は運動神経が良くないので、ポジションは『監督』でした。でも監督というポジションはバラバラの個人をまとめるということ、チーム代表として野球連盟の監督会議に出席した内容をまとめてチームみんなへの報告書を作成するなど、それまで経験してこなかったことをたくさん経験させてもらいました。今ではみんな全国にちらばってしまいましたが、卒後10年以上たった今でも時々集まっては楽しく近況報告したりしています。
卒業後
大学を卒業した後に地元に戻り、愛知学院大学の口腔外科学教室に入局しました。臨床研修医として一年間は先輩ドクターの指導の下で口腔外科医としての基礎を教えられました。翌年、思い切って大学院に進みました。4年後、大学院を卒業して学位を取得し、関連病院に赴任することになりました。絶対に頑張ってりっぱな臨床医になるぞと張り切って臨みました。
転機
関連病院での任期満了後、地域に密着した歯科医療をしたいと考えるようになり、名古屋市内の歯科医院に勤務する道を選びました。大学病院と開業医の違いに戸惑ったことは多かったですが、開業医になるための努力を必死にしました。
そこの院長はいわゆる昔の職人気質の人で、技術は盗め、自分のオリジナルは出すな、しゃべる内容も動作も徹底的に院長の真似をしろ、院長と同じこと以外は何もしゃべるなという感じでした。スタッフとの人間関係もすごく厳しく、精神的にかなりきつくて食事も喉を通らないという日々が段々と増えていきました。
一年後、とうとう我慢しきれなくなって辞表を提出しました。その時に院長に言われた言葉は今でもはっきりと覚えています。それは、「そんなことでは他所にいってもすぐに逃げ出すに決まっている。男は必ずどこかで耐えて大きくならなければいけない時がある。今がその時ならここで耐えろ。俺が認めるまでお前を辞めさせんぞ」というものでした。
ショックでした。その時までずっと自分はここでは必要とされていない人間で、院長も早く辞めてくれと思っているに違いないと思っていました。しかし思い返してみると院長は、私が困った時には自分が診ている患者様を待たせてでも助けに来てくれましたし、質問にはとことん答えてくれていました。こんなにも温かく自分を見守っていてくれていたんだと初めて気付きました。
その後は自分も素直になれ、院長のやることを楽に吸収できたと思います。勤務して3年後にようやく認められました。
名古屋市内の歯科医院で3年間勤務した後、さらなる飛躍を求めて東海市内の歯科医院に勤務することにしました。ここでは副院長として3年間、『患者様が喜んで、楽しく、行きたくなるワクワクするようなイメージの予防中心の歯科医院』と言う、これからの歯科医院に求められるあり方について温かい院長と優秀なスタッフに囲まれながら楽しく多くのことを学びました。
そしてさらに「歯医者は怖い」という皆さんのイメージを壊したいと思うようになりました。
これから
武道の「守」「破」「離」で表すと今こそ「離」の時だと思います。これから、今までに学んだ多くのことを生かし、スマイル千田歯科に来られる患者様がワクワクして楽しく来院していただけるような笑顔が絶えない、健康な人が自分の健康を維持するために通う・・・そんな医院を目指していきたいと考えております。
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